「速さ×時間って、なんで道のりになるの?」「問題を見てもどの公式を使えばいいかわからない…」
お子さんがそんなふうに悩んでいませんか?
小学5年生の算数で学ぶ「速さ・道のり・時間」は、3つの公式が絡み合うため、どれを使えばいいか迷ってしまうお子さんがとても多い単元です。
この記事では、道のりの求め方(速さ×時間)を中心に、公式の意味・解き方のコツ・単位変換まで、元小学校教師のもみじ先生がやさしく解説します。
動画と合わせて読むと、さらに理解が深まりますよ。
- 道のりを求める公式とその意味
- 数直線を使った考え方
- つまずきやすいポイント
- ステップ別の解き方
- 単位変換のコツ
道のりとは?速さ・道のり・時間の関係をわかりやすく解説
「道のり」とは、実際に移動した距離のことです。
「家から学校まで何km?」というときの「何km」が道のりにあたります。
まず「速さ」の意味をおさらいしましょう。
時速というのは「1時間あたりに進む道のり」のことです。
たとえば「時速50km」は「1時間で50km進む」という意味です。
この「1時間で50km進む」をもとに、3時間進んだら何km進むか考えてみましょう。
数直線を使うとこんなイメージになります。
1時間で50km進むことが3回分なので、50×3=150km。
これが道のりの求め方です。
公式にすると「道のり=速さ×時間」となります。
もみじ先生の動画でも、この数直線を使った考え方をわかりやすく解説しています。
道のりの問題でつまずく原因
「公式は覚えているのに、なぜか答えが合わない…」というお子さん、実はよくあるつまずきパターンがあります。
よくあるつまずきのパターンを3つまとめました。
- 速さの「単位」と時間の「単位」が合っていない:「時速○km」なら時間も「時間(h)」、「分速○m」なら時間も「分」で揃えないと正しく計算できません。単位が同じかどうかを必ず確認しましょう。
- 計算は合っているのに答えの単位を間違える:問題が「何km?」と聞いているのに「m」のまま答えてしまうケースです。問題文の最後をもう一度読み直す習慣をつけましょう。
- 公式のどれを使うか迷ってしまう:速さを求めるのか・道のりを求めるのか・時間を求めるのかを確認せずに計算してしまうパターンです。「何を求めるか」を問題文で必ず確認することが大切です。
注意!
計算後は「答えの単位」が問題と合っているか必ず確認!mとkmを混同するミスが特に多いので要注意です。
道のりの求め方・コツをステップで解説
それでは、道のりを求める問題を4つのステップで解いていきましょう。
例題として「時速50kmで3時間走る車が進む道のりは何kmか」を使って説明します。
問題文で「何を求めるか」を確認する
問題文に「道のりは何kmですか」と書いてあれば、道のりを求める問題です。速さ・道のり・時間のどれを求めるのかを最初に確認することで、使うべき公式が決まります。今回は「道のり」を求めるので 道のり=速さ×時間 を使います。
速さと時間の単位が揃っているかを確認する
「時速50km」と「3時間」→ どちらも「時間」単位なのでそのまま使えます。もし「分速○m」と「○分」なら、どちらも「分」単位なのでOK。速さの「時速・分速・秒速」と時間の単位が同じかを必ず確認しましょう。
「速さ×時間」で道のりを計算する
公式に当てはめて計算します。今回は 50(速さ)×3(時間)=150。1時間で50km進む量が3時間分あるので150kmになります。
答えの単位を確認して記入する
「時速50km×3時間」で求めた道のりの単位は「km」です。問題が「何km?」と聞いているので、答えは「150km」。もし問題が「何m?」と聞いていたらmに変換が必要です。単位を書き忘れないようにしましょう。
ポイント
道のりの公式「速さ×時間」を確実に覚えるには、「みはじ」の図が便利です。丸を3つに区切って「み(道のり)・は(速さ)・じ(時間)」を入れ、道のりを隠すと「は×じ」が見えてきます!
練習問題にチャレンジ
解き方が分かったら、実際に問題を解いてみましょう。動画でもみじ先生が解説している3問です。解答・解説はボタンをクリックすると確認できます。
問題1:分速250mで泳ぐイルカが10分で進む道のりは何mですか?
▼ 解答・解説を見る
答え:2500m
解説:速さは「分速250m」、時間は「10分」。どちらも「分」単位で揃っているのでそのまま計算できます。道のり=250×10=2500m。イルカは10分で2500mも泳げます!
問題2:秒速30mで走るチーターが8秒で進む道のりは何mですか?
▼ 解答・解説を見る
答え:240m
解説:速さは「秒速30m」、時間は「8秒」。どちらも「秒」単位で揃っているのでOKです。道のり=30×8=240m。チーターはたった8秒で240mも走れるんですね!
問題3(難):分速200mで走る自転車が15分で進む道のりは何kmですか?
▼ 解答・解説を見る
答え:3km
解説:まず道のりを計算します。200×15=3000m。でも問題は「何km?」と聞いています!1km=1000mなので、3000÷1000=3km。単位変換を忘れずに。答えは3km。
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【まとめ】速さを使った「道のり」の求め方をふりかえろう

今回は、小学5年生の算数「道のりの求め方」について解説しました。
- 道のりを求める公式は「道のり=速さ×時間」
- 「時速」なら時間の単位は「時間」、「分速」なら「分」、「秒速」なら「秒」で揃える
- 計算結果の単位が問題の要求(km・m など)と合っているか必ず確認する
- 1km=1000m の変換を覚えておくと単位変換問題も怖くない
- 問題文を読んで「何を求めるか」を最初に確認する習慣をつけよう
速さ・道のり・時間の単元は、公式自体はシンプルです。
「単位を揃える」「答えの単位を確認する」という2つのクセをつけることが、ミスをなくす一番の近道ですよ。
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