「単位量あたりの大きさって、何をやるの?」
「人口密度の式、どっちで割ればいいの?」
と、お子さんが首をかしげていませんか?
単位量あたりの大きさは、小学5年生の算数の中でも「式の立て方がわからない」「答えの意味がイメージできない」とつまずくお子さんがとても多い単元です。
特に人口密度の問題では、大きな数が出てくるうえに「割る順番」を間違えやすく、苦手意識を持ってしまうケースもよく見られます。
この記事では、もみじ先生の授業動画をもとに、「単位量あたりの大きさとは何か」から「人口密度の求め方」「式の立て方のコツ」まで、ステップを追って丁寧に解説します。
- 単位量あたりの大きさの意味と、式の立て方のコツ
- 人口密度の公式(人口÷面積)の使い方
- 「どっちで割ればいいか」迷わなくなる考え方
- 練習問題と解答・解説(動画内容準拠)
単位量あたりの大きさとは?わかりやすく解説
「単位量あたりの大きさ」とは、「1あたりの大きさに揃えて比べる」という考え方です。
たとえば、こんな問題を考えてみましょう。
例題:どちらの部屋が混んでいる?
- 101号室:6人・9㎡
- 102号室:5人・8㎡
人数も面積も違うため、このままでは「どちらが混んでいるか」は比べられません。
そこで登場するのが単位量あたりの大きさの考え方です。
面積を同じにそろえる(1㎡あたりの人数で比べる)か、人数を同じにそろえる(1人あたりの面積で比べる)かのどちらかで計算します。
1㎡あたりの人数で混み具合を比べる方法
「1㎡あたりの人数」を求めるには、人数 ÷ 面積 で計算します。
「1㎡あたり」と聞かれたら、㎡(面積)を後ろ(割る数)に置くのがポイントです。
101号室:6人 ÷ 9㎡ = 約0.67人/㎡
102号室:5人 ÷ 8㎡ = 0.625人/㎡
0.67 > 0.625 なので、101号室の方が混んでいることがわかります。
もみじ先生の動画でも詳しく解説しています。
単位量あたりの大きさでつまずく原因
この単元でつまずくお子さんに多いパターンは3つあります。
「人数÷面積」か「面積÷人数」か迷ってしまう
一番多い間違いが、式の立て方を逆にしてしまうことです。
「1㎡あたりの人数」と「1人あたりの面積」は、割る数と割られる数が反対になります。
注意!
❌ よくある間違い:「面積 ÷ 人数」で1㎡あたりの人数を求めようとしてしまう
✅ 正しい式:「1㎡あたり」→ ㎡(面積)が後ろ → 人数 ÷ 面積
答えが小数になって意味がわからなくなる
「0.67人ってどういう意味?」と混乱するお子さんもいます。
これは「1㎡の中に0.67人分くらいいる」という意味で、「それくらいの密度」をイメージするための数字です。
大切なのは、数値が大きい方が混んでいると判断できることです。
1人あたりの面積との混同(数が小さい方が混んでいる)
「1人あたりの面積」で比べるときは、面積が狭い(数が小さい)方が混んでいるという逆の判断になります。
ここを混同すると答えが逆になってしまうので要注意です。
人口密度の求め方をステップで解説
「人口密度」とは、1km²あたりの人口のことです。
単位量あたりの大きさの考え方をそのまま使って求めます。
ポイント
人口密度の公式:人口密度(人)= 人口(人)÷ 面積(km²)
「1km²あたり」→ km²(面積)を後ろに置く → 人口 ÷ 面積
動画では、北海道と沖縄県の人口密度を実際に求めています。
何を求めるか確認する
「人口密度を求めなさい」=「1km²あたりの人口を求めなさい」ということです。「1km²あたり」なので、km²(面積)が後ろ(割る数)になります。
式を立てる(人口 ÷ 面積)
北海道の場合:499万人(4990000人)÷ 83422km²
沖縄県の場合:146万人(1460000人)÷ 2282km²
上から2桁の概数で計算する
北海道:4990000 ÷ 83422 ≒ 59.8… → 約60人
沖縄:1460000 ÷ 2282 ≒ 639.8… → 約640人
答えと単位を確認する
北海道の人口密度:約60人/km²
沖縄県の人口密度:約640人/km²
→ 沖縄県は北海道の10倍以上の密度で、より混んでいることがわかります。
練習問題にチャレンジ
動画でも扱われた練習問題に挑戦してみましょう。
まず自分で解いてから、解答を確認してみてください。
問題1:人口密度を求めよう
▼ 解答・解説を見る
A県の答え:約670人/km²
解説:人口密度 = 人口 ÷ 面積 → 8000000 ÷ 12000 = 666.6… → 上から2桁の概数で約670人
B県の答え:800人/km²
解説:人口密度 = 人口 ÷ 面積 → 1200000 ÷ 1500 = 800人。B県の方が人口密度が高い。
問題2:1mlあたりの値段を比べよう(動画の応用問題)
動画では、お茶の「お得さ」を1mlあたりの値段で比べる問題が登場しました。スーパーでも役に立つ、実生活に直結した問題です。
▼ 解答・解説を見る
お茶Aの1mlあたりの値段:0.4円/ml
解説:「1mlあたり」→ mlで割る → 100 ÷ 250 = 0.4円
お茶Bの1mlあたりの値段:0.35円/ml
解説:140 ÷ 400 = 0.35円
答え:お茶Bの方が1mlあたりの値段が安い(0.35円 < 0.4円)
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動画で使用した授業プリントを無料でダウンロードできます。
印刷して実際に手を動かしながら練習してみよう。
【まとめ】単位量あたりの大きさをふりかえろう

今回は「単位量あたりの大きさ」と「人口密度の求め方」について解説しました。
- 「単位量あたりの大きさ」= 揃っていない大きさを「1あたり」に揃えて比べること
- 式の立て方のコツ:「1の後ろの単位」を後ろ(割る数)に置く
- 1㎡あたりの人数:人数 ÷ 面積 → 数が大きい方が混んでいる
- 1人あたりの面積:面積 ÷ 人数 → 数が小さい方が混んでいる
- 人口密度の公式:人口 ÷ 面積(1km²あたりの人口)
- 身近な例:スーパーの「1gあたり◯円」も単位量あたりの考え方
式の立て方に迷ったときは、「1の後ろについている単位は何か」を確認するだけで、式を間違えにくくなります。
何度か練習して、自分の力で解けるようになりましょう!
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